生涯学習

杉浦醫院　ハチの巣撤去

2019年10月5日　土曜日

みなさん、この庭園をご存知ですか・・・?

この写真を見てピンと来た方は素晴らしい。

そうです、国の登録有形文化財となっている杉浦醫院の趣ある日本庭園です。

ある日、この庭園の植栽管理をしている業者さんが、
「スズメバチが巣を作っていて、結構飛び立ってるよ・・・」
と、教えてくれました。

「まぁ、あいつらも何もしなきゃ、攻撃はしてこないけどね」
って、そんな悠長なこと言ってられません!

現場を確認すると・・・

　いました‼　あいつらが!
巣から飛び出しては、また戻りと、とても近寄れる状況ではありません。
軒下の巣は見たことありますが、こんな土の中にも巣を作るんですね。

早速、現場付近に「危険」を知らせる看板を設置し、駆除業者さんに相談しました。

業者さんは、「薬剤を巣へ注入し、しばらくするとハチが死滅するから、そこで巣を掘り出しましょう」と説明してくれました。
薬剤を注入してから約1週間、いよいよ巣を掘り出す日となりました。
業者さんが掘り出そうと巣へ近づくと、その周りにはすでにお亡くなりになったハチさんたちがたくさん・・・/~~~

(見たくない方もいると思うのでボカシを入れてあります。)
スコップ等で土を掘っていると、だんだんと巣の外観らしきものが見えてきました。

業者さんは、なるべく巣を壊さないようにと丁寧に、土の中から手際よく掘り出しました。

その掘り出された巣を見た我々は・・・

ポカーン　こんなに大きいの・・・?　こりゃすごい・・・!
ただし、さなぎには薬剤が効かないらしく、成虫になりかけているハチが動いていたり少し恐ろしかったです。
掘り出した後の巣穴に再度薬剤を散布して、穴を埋め戻し作業を終了いたしました。

杉浦醫院の庭は近所に住む子供たちも遊び場としても多く訪れています。
攻撃や刺されたなど被害が出る前に撤去でき、本当に安心いたしました。

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