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第6次総合計画(平成28年度~)
昭和町第6次総合計画
計画策定の趣旨
まちづくりの理念
町が10年後に目指す姿とそれに向かうための総合的な施策を定めるものです。
昭和町第6次総合計画
- 昭和町のまちづくりの基本となる最上位の計画です。
- まちづくり全般にわたる総合的な計画です。
- 住民と民間、行政が共有し、ともにまちづくりを進めるための指針となる計画です。
策定にあたっての視点
- 昭和町のまちづくりの基本となる最上位の計画です。
- 厳しい地方財政を踏まえ、まちの将来像を展望すると同時に、既存資源の有効活用や地方版総合戦略、行財政改革方針との連携を図ります。
- 地方分権の動向を踏まえ、住民や民間との役割分担及び地域での住民の主体的な活動の促進を図ります。
計画の構成と期間
基本構想
基本構想は、目指すべき将来像を示すとともに、その将来像を実現する主要事業や分野別の取り組み施策の体系と概要を示します。
平成28年度(2016年)を初年度に10年間の計画期間とします。
基本計画
基本計画は、基本構想で定めた将来像と各種施策の基本方針をもとに、基本的な取り組み施策を分野別に体系化して示します。
行政の取り組み施策に加えて、町民や団体等が主体となる施策および国や県などへの要望事項、周辺市町との広域連携事業などについても位置づけします。
計画期間は前期と後期に区分し、前期計画は平成28年度(2016年)を初年度に5年間を計画期間とします。
実施計画
実施計画は、基本計画で体系化した施策の具体的な事業の実施年度、事業主体、事業期間、事業量などを示すものです。
各年度予算の基本となるもので、施策の重要度や緊急度などの他、国・県の施策動向や財政状況などを総合的に判断しながら毎年検討します。
計画期間は3年とし、毎年度のローリングにより計画の実行性を確保します。
まちづくりの目標
平成の大合併の中で、周辺市町村が合併し新市への移行を進める中にあって、単独で歩む事を決め、常永地区の土地区画整理事業での大規模商業施設の開設と優良宅地の造成により、雇用増加と人口増加が継続的に進んでいます。
今日の町の発展は、先人たちの時代を見る目とその時々の決断の継続によるものであり、この好循環を次代に継承するまちづくりを進める必要があります。
今後も住んでいる人には住み続けたいまちとして、町外の人たちからは、行ってみたいまち、暮らしてみたいまちとして選ばれるまちづくりを推進しなければなりません。
本計画では、今後10年間のまちづくりの目標を以下のように設定し、住民、行政一体となって各種施策を推進します。
総人口の設定
日本の総人口は減少傾向に転じ、今後、少子・高齢化が加速すると推計されています。本町では、人口に占める年少人口(0〜14歳)、生産年齢人口(15〜64歳)の割合が高く、当面の、常永土地区画整理地周辺への転入、また、都市計画の開発許可の権限移譲による宅地の増加などを見込み、計画期間中も増加傾向で推移するものと想定します。目標年次の平成37年(2025年)の人口を21,500人と設定します。
実績値 | 国調速報値 | 目標値 | ||
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平成22年 (2010年) |
平成27年 (2015年) |
平成32年 (2020年) |
平成37年 (2025年) |
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総人口 | 17,653人 | 19,507人 | 20,500人 | 21,500人 |
分野別の基本方針
「未来への魅力あふれる昭和町–暮らしやすさ一番を目指して-」の実現に向けて、各分野別の基本方針を次のように設定します。
1)支えあう健やかな町を目指す
住民の誰もが心身ともに健康で安心して暮らせるよう、保健・医療・福祉の充実を図るとともに、地域全体で支えあう健やかな地域づくりを推進します。
2)豊かな心と文化を育む町を目指す
子ども達への教育・学習環境の充実とともに、生涯学習やスポーツ、文化活動などを通した交流や生きがいづくりに努め、豊かな心と文化を育む地域づくりを推進します。
3)快適で住み心地のよい町を目指す
地域の特性を基本にした計画的な土地利用や自然環境の保全、道路、交通などの都市基盤の整備に努め、利便性と自然環境とが調和した快適で住み心地のよい地域づくりを推進します。
4)にぎわいと活力のある町を目指す
町の優位な交通立地を活かし、社会や時代の流れを考慮しながら企業誘致や各種産業の振興と起業支援に努めるとともに、都市近郊型農業の振興を図り、にぎわいと活力のある地域づくりを推進します。
5)安心して暮らせる町を目指す
交通安全や防犯対策、防災対策の充実を図るとともに、地域と連携した安全対策や体制づくりに努め、安心して暮らせる地域づくりを推進します。
6)参画と交流の町を目指す
住民と行政との協働のまちづくりに努め、コミュニティ活動の活性化を促進します。また、行政組織・機構の柔軟な見直しなどにより透明性とや質の高い行政運営を図ることにより、参加と交流の地域づくりを推進します。
施策体系
未来への魅力あふれる昭和町-暮らしやすさ一番を目指して-
支えあう健やかな町を目指す | 1.健やかな暮らしを支える保健・医療の充実 |
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2.次代を担う子育ての支援 | |
3.いきいきとした福祉社会の形成 | |
4.安定した暮らしの確保 | |
豊かな心と文化を育む町を目指す | 1.生涯学習社会の創造 |
2.地域の文化とスポーツの振興 | |
3.子ども達への教育の充実 | |
快適で住み心地のよい町を目指す | 1.計画的な土地利用と美しい街並みづくり |
2.環境保全対策の充実 | |
3.利便性の高い道路・交通体系の確立 | |
にぎわいと活力のある町を目指す | 1.活力ある商工業の振興 |
2.持続する都市近郊型農業の展開 | |
3.可能性を高める雇用・起業の支援 | |
安心して暮らせる町を目指す | 1.安全な暮らしの確保 |
2.災害に強いまちづくりの推進 | |
3.健全な社会環境の維持 | |
参画と交流の町を目指す | 1.住民主役のまちづくりの推進 |
2.ふれあいのある地域づくりの推進 | |
3.自律的で活力ある行政の確立 |
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昭和町第6次総合計画ー前期(基本構想・前期基本計画 28年度策定)