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廃棄物の減量化とリサイクル

ページID:0001594 更新日:2022年1月31日更新 印刷ページ表示

自分で処理できるものは自分でしましょう

ごみは、どの家庭からも毎日出るものです。そのごみは、毎年増加の一途をたどり、自治体の処理能力を大幅に上回る深刻な問題になっています。
それを私たち一人ひとりの生活に関係してくる重要な問題としてとらえ、自分で処理できるものは、自分で処理していきましょう。

ボカシでごみの減量とリサイクル

私たちの家庭から毎日出る「生ごみ」が、良質な有機肥料になるのをご存知ですか?
生ごみをきちんと分別して、それにボカシ(発酵堆肥化促進剤)を加えます。
そして1週間から10日間冷暗所に放置しておくと、有機肥料ができあがります。
ごみを減量し、さらに大地に還元できれば、まさに一石二鳥という訳です。

ボカシとは?

米ぬか+モミガラ+はちみつ+EM菌(有効微生物郡)を混ぜ合わせて、水分を45%〜50%に調整し発酵乾燥したものです。ボカシ処理をした生ごみは各種の菌の働きにより発酵分解して良質の有機質肥料となります。

生ごみの処理方法

  1. 生ごみだけを分別する。紙やビニール等は混ぜない。
  2. 生ごみを十分水切りして容器に入れる。
  3. 生ごみ1キログラム(三角コーナー一杯が目安)に対してボカシ10グラム〜20グラムの割合で均一にふりかける。
  4. 1〜3の作業を容器いっぱいになるまで繰り返す。
  5. いっぱいになったら密封して、7〜10日間直射日光の当たらない(冷暗所)に放置すればできあがり。(生ごみ堆肥)

ボカシってこんなにすごい!

  • 庭の花や野菜、果物に肥料として与えると、植物は20%〜30%光合成を促進し、栄養豊富な野菜が収穫できる上、植物の勢いがよくなり、花も長期間咲き続けます。科学肥料や農薬を一滴も使わないため、安全でおいしい健康野菜がつくれます。
  • ボカシ完成後にバケツの下の方に残った水は発酵液といい、これもいろいろ使えます。
    1. 流しや排水口に約500倍に薄めた液を1〜2週間に1回1〜2リットル流すと、消臭やつまりを予防します。
    2. くみとり式トイレにコップ一杯流すと、匂いが消えます。
    3. 水洗トイレに約500倍に薄めた液を流すと、匂いが消え、汚れが付きにくくなります。
    4. 下水へ1〜2週間に1回1〜2リットル流すと、匂いが消え、汚れが落ちてくる。