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昭和町は山梨県の中央、甲府盆地の中心に位置し、県内で唯一「山のない町」です。釜無川と笛吹川の中間に開けた平坦な地域であり、古くから豊かな水の恵みを利用して、穀倉地帯として発展してきました。かつて群雄が割拠した武田信玄公の時代の先駆けを成す甲斐源氏の祖といわれる武田冠者、刑部三郎義清公が西条の地に居館を置いたといわれ、甲斐源氏ゆかりの歴史のまちでもあります。
本町の平成27年国勢調査人口は19,505人であり、5年前の調査と比べ人口増加率10.5%でありました。これは、全国の市町村で第9位の数値であり、その後も順調に人口は増え平成29年12月には人口20,000人を超えました。人口減少社会において多くの皆さんから昭和町が評価されていることにほかなりません。さかのぼれば、昭和46年の町制施行時の人口は約5,800人でしたが、その後の国勢調査で一度も減少したことはなく、約半世紀にわたる町民の皆さんのまちづくりの成果があらわれていると言えます。
昭和町は、県下一面積の小さいまちでありますが、町制の施行から半世紀、先人の努力により、住みよいまちとなりました。この住みよいまち昭和町を、町民の皆さんとともに、次の半世紀に向けてさらに成長させるため、「豊かなまちの誇りを次の半世紀へ」をキーワードとして、子どもから高齢者まで暮らしやすさナンバーワンを目指して、町民の皆さんの声をよく聞きながら皆さんとともににまちづくりを行ってまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
昭和町長 塩澤 浩