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顔を入れないで! 棺内のドライアイスで二酸化炭素中毒

ページID:0009696 更新日:2024年3月7日更新 印刷ページ表示

事例

< 事例1 >


葬儀場において、ドライアイスを敷き詰めた棺桶の小窓を開けたそばで、意識不明の状態で発見され、搬送先の病院で死亡した。

(70歳代)

< 事例2 >


自宅において、ドライアイスを敷き詰めた棺桶内に顔を入れた状態で発見され、死亡が確認された。

(60歳代)

ひとこと助言

  • ご遺体の安置の際に棺内に置かれたドライアイスによる二酸化炭素中毒と疑われる死亡事故が起きています。ご遺体に話しかけたりする際は、棺内にたまって高濃度となった二酸化炭素を吸い込まないようにしましょう。
  • 棺は密閉されているわけではないため、棺内の二酸化炭素は室内に漏れ出ています。十分な換気を行いましょう。
  • 通夜から告別式の間に、ご遺族等が寝ずの番(線香番)を行うことがありますが、なるべく複数人で見守りましょう。飲酒して酔った状態で棺に近づくのはやめましょう。
  • 棺の近くにいて気分が悪くなったら、すぐに換気の良い場所に移動しましょう。症状があれば医療機関を受診し、緊急性が高い場合は119番通報しましょう。
  • 棺の窓やふたの開閉等で不明なことがあれば、葬儀業者に確認しましょう。

 

見守り新鮮情報第477号 [PDFファイル/205KB]

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