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あけましておめでとうございます。
先般の能登半島地震、並びに羽田空港事故で被害にあわれた方々に、お悔やみとお見舞いを申し上げます。
町民の皆様におかれましては夢と希望に満ちた新春をご健勝にてお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症が感染症法上の5類に位置づけられたことをきっかけに、飲食店やイベント会場など、様々なところで行動制限が緩和された年でありました。本町でも、5年ぶりにふるさとふれあい祭りが開催され、町内外から多くの方々が来場されました。私も会場である押原公園に集まった人々をみて、やっと活気が戻ってきたと実感いたしました。
また、昨年は統一地方選挙の年でもあり、山梨県においては、県知事・県議会議員選挙、本町においては、町長・町議会議員選挙がそれぞれ行われました。議会としましては、今後の県政運営に期待するとともに、持続可能な教育・福祉施策のほか、均整のとれた町政運営に寄与できるよう努めてまいりたいと思います。
今年は辰年。辰という字は草木が成長し、形が整った状態を表すとされることから「動いて伸びる」や「整う」という意味があるそうです。また、辰とは龍を表し、力強く、知恵に富んでいるとされることから、「出世」や「権力」に関わる年といわれています。昨年、2023年は3年余り続いたコロナ禍に伴う様々な制限から動き始めた年でありましたが、今年、2024年はその動きをさらに加速させ、まさに龍が天に昇るがごとく、皆様がご自身の目標やスキルアップを達成される年になってほしいと願っております。
議会では、引き続き「町民の声を聴く」、「町民の声を政策として形にし、実現する」、「地域活動へ積極的に参加する」に重きを置きながら、議員一丸となって議会活動に取り組んでまいります。
今後とも、議員一人ひとりが研鑽に努め、資質の向上を図ることはもとより、町民の皆様に寄り添ったより身近に感じる存在である町議会を目指してまいります。結びに、町民の皆様におかれましては、本年も変わらぬご理解とご協力を賜わりますことを切にお願い申し上げます。
そして、この一年が町民の皆様にとりまして、幸多き年になりますよう心からお祈り申し上げまして、新年の挨拶とさせていただきます。
令和6年1月4日
昭和町議会議長
小林 耐三